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留守中に父親から電話があった。わたしが父親のアパートに置いてきた、宇月原晴明『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』asin:4101309310を面白く読んでいるそう。信長はともかく、エラガバルスやアントナン・アルトーを知っているのだろうかと疑問に思ったが、以前『ぼっけえ、きょうてえ』asin:4043596014を貸した数日後に、近所の本屋で岩井志麻子のほかの作品を買い占めていたことを思い出し、なんとなく納得した。次は酒見賢一あたりを薦めてみようと思う。