原宿のExtremeにピアスを開けにいく。原宿に行くのはひさしぶりだ。前回原宿に行ったのも、サークルの先輩がピアスを開けたいと言って、前から行きたかったExtremeに連れて行ったからだった。
結局、その先輩はピアスを開けなかった。きれいな耳のまま、地元に帰って幸せな結婚をされたと聞いている。最近、サークルの行事でお会いする機会に恵まれたが、妊娠のため膨らんだお腹にばかり目が行ってしまい、あのあとピアスを開けたかどうか確認し忘れてしまった。
もしかしたら、先輩にピアスは必要なかったのかもしれない。一方のわたしはピアス以上に、ピアッシングの痛みと、それに続く、赦されたような気分を必要としている。