Duel

ここ数日は、Annick Goutalのメンズフレグランス、Duelをつけています。マテ茶に柑橘系が加わって、ブラジルのmate com limão(甘いレモンティー)と同じ香りがします。男性がつけたら、レザーが強く香るのかな。このことを差し引いても、勇ましい名前に反して、甘く軽やかな香りです。お洒落な男の子があえてはずしにつけるのもいいし、ちょっと天然入った男の子がさらっとつけても素敵でしょう。
勇ましい名前と香りのギャップは、ファンファン・ラ・チューリップを連想させます。普段は決闘を挑まれても逃げ回っているんだけど、女性のためなら受けてたつみたいな。ジェラール・フィリップはもちろんですが、ヴァンサン・ペレーズもはまり役でしたね。そういえば、マリリン・モンローもThe French are glad to die for love. They delight in fighting duels.なんて歌っていましたっけ。フランス人にとっての決闘ってこんなイメージなのかしら。