「中世について書いてくれれば、なんでもいいですよ」。西欧史の講師がいつにもまして投げやりな調子で、こう言い放ったために、わたしは卒業を目前にして(!)ブルクハルト、マルク・ブロック、ル=ゴフ、カントローヴィチ、ホイジンガなど、中世史の大家の著作(についての解説書)を読み漁るはめになったのです。題目のないレポートがこれほど面倒なものだとは…。
大学図書館の貸出停止が解けたので、趣味の本ももりもり読んでいます。高橋たか子『誘惑者』、プーシキンスペードの女王』、明日はフラナリー・オコナー。あと、Amazonでオーダーした、Adrian Tomine"32 Stories"とDaniel Clowes"David Boring"。一貫性などありませんとも!