理工学部のキャンパスに血液検査を受けにいったのだけれど、他人の血の濃さと採血容器の大きさに、「わたしだけ、水のような血がほんの少ししか採れなかったらどうしよう…」とすっかり怖気づいて、逃げ出してしまったわたしです。生理を口実に尿検査を逃れた1年生の頃から成長していません。
そういえば、10代の頃は聴力やら心電図やら肺やらに問題があって、よく再検査を受けさせられましたが、最近ではそんなこともなくなりました。精神面でも、神経の細さを指摘されることがなくなったかわりに、非凡なひらめきを発揮することもなくなりました。人はこうして健康でつまらない人間へと変貌していくのでしょうか。いえいえ、凡庸こそが人生ですよ(たぶん)

I will speak for you, Father. I speak for all mediocrities in the world. I am their champion. I am their patron saint. (Amadeus(1984))

なにはともあれ、金曜の夜です。あの方はどなたと一緒にいらっしゃるのでしょう。