数年前、夜遅く帰宅したら、若い男性作業員数人が家の前の道にしゃがみこんで、アスファルトを敷く作業をしていた。アスファルトが完全に固まっていないようだったので、踏んではいけないと思い、道の反対側を通ろうとしたところ、作業員の一人が「なによけてんだよ?馬鹿にしてんのか、ああん?」と絡んできたのだった。なんだか否定するのも馬鹿らしくて、嘲笑を背に家路を急いだのだが、ここ数年間でいちばんショッキングな出来事だった。